プロポリスはどれくらい採集されるの?

プロポリスは採集できる量が少なく希少価値が高い

プロポリスはミツバチの巣の隙間に塗り付けられている粘り気のある物質で、ミツバチの巣の内部を細菌や微生物から守る働きをしています。
強力な抗菌・殺菌作用や抗酸化作用があるため健康食品として注目されていますが、採集できる量が少なく希少価値が高くなっています。

ミツバチの巣一つからわずかしか採集できない

プロポリスは、ミツバチの巣一つから一年間で100gから300gしか採集できないのです。
同じミツバチ製品のハチミツが、ミツバチの巣一つから一年間で10㎏から30kgも採れることを考えるとその希少性が分かります。
また採集されたままのプロポリスは原塊と呼ばれ不純物が多すぎるため、このままでは利用できません。
アルコール等を使用し三カ月以上かけて有効成分を抽出することになります。
採集量が少ない上に精製に手間がかかることからプロポリスの希少価値が高くなるのです。

採集できる場所が限られてしまう

プロポリスの構造は複雑で人工で作り出すことは不可能だとされています。
そのためミツバチが作った自然の物を採集するしかないのです。
しかし生成がミツバチ任せになってしまうため、近くに工場などがある場合廃棄物の中からもフラボノイドなどの成分を集めてきてしまう場合があります。
このような物が含まれたプロポリスは着色が見られ粗悪品としてそのまま廃棄されてしまいます。
したがって良質なプロポリスを生産できる場所となると山間部の奥地などに限られます。
そのためプロポリスを採集できる場所が限られ採集量が少なくなってしまうのです。

ブラジルはプロポリスの品質・採集量ともに世界一

プロポリスはヨーロッパ諸国・中国・東南アジア・南米諸国とさまざまな国で採集されていますが、品質・採集量ともにブラジルが世界一です。
その要因としてはさまざまな薬草が自生している地理的条件と、ブラジルにしか生息しない「アフリカナイズドミツバチ」の存在が挙げられます。
アフリカナイズドミツバチはセイヨウミツバチとアフリカから輸入されたミツバチの混血種で攻撃的な性質を持っています。
しかしプロポリスの原料を集めて生産する能力に長けているため、良質なプロポリスを多く採集できるのです。
現在市場で流通しているプロポリスの大部分はブラジル産で、日本に輸入されているプロポリスもほとんどがブラジル産になっています。

まとめ

プロポリスは採集できる量が少なく、同じミツバチ製品のハチミツやローヤルゼリーよりも希少価値が高くなっています。
また大量に生産しようとしてミツバチを酷使すると混乱してしまい、ゴミ等の粗悪な成分まで集めてきてしまう場合があります。
そのためミツバチが自然な状態で作り出した物を採集するしかないのです。
プロポリスが世界的に認知されてからは、個人の養蜂家が採集したと称するプロポリスが市場に出回ったこともあります。
こういった商品は安価でプロポリス以外の成分が含まれている粗悪品である可能性が高いといえます。
プロポリスを購入される際は、商品の説明がされている正規のメーカーから購入することで粗悪品のリスクを無くせるでしょう。

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