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傷の治療にプロポリス

傷薬として古くから使用されていたプロポリス

プロポリスの歴史は古く、古代ギリシャの哲学者・アリストテレスの著書「動物誌」で「プロポリスは皮膚疾患・切り傷・感染症の治療薬になる。」とされています。
紀元前2300年頃の古代アッシリアでは、プロポリスの粉末を傷や炎症の治療薬として使用していた記録があります。
またボーア戦争(1899年~1902年)においてもプロポリスエキスをワセリンと混ぜ合わせた軟膏を、イギリス軍の兵士の傷の治療に使用していた記録があります。

プロポリスの薬効成分

プロポリスはミツバチが採取した樹脂や樹液を、蜜蝋や唾液と混ぜ合わせて作られた固形の樹脂製物質です。
樹液や樹脂に由来する天然成分(フラボノイド)が豊富に含まれています。
フラボノイドは植物が自身を紫外線や微生物から守るために分泌する成分で、抗菌・殺菌作用や抗炎症作用を持っています。
風邪の予防や傷の治療等幅広い効能を持つことから、プロポリスは天然の抗生物質と呼ばれます。

プロポリスの抗菌・殺菌作用

傷口にプロポリスを塗布することでフラボノイドの抗菌・殺菌作用が発揮され、傷口を消毒します。
また抗菌作用により細菌の増殖を防ぎ、切り傷や火傷からの化膿を防止します。

プロポリスの抗炎症・鎮痛作用

プロポリスは患部の腫れや痛み等の炎症を抑制し、治癒を早めてくれます。
また火傷や切り傷による痛みを和らげる鎮痛作用も認められています。

プロポリスの傷口への塗り方

プロポリスを傷薬として使用する場合は、薬局で販売されている馬油に混ぜて使用するのが効果的です。
馬油(70ml)にプロポリス原液4,5滴を混ぜ合わせることで、プロポリス軟膏を作ることができます。
馬油はヒトの肌に馴染みやすく、殺菌作用や炎症を抑える効果があるためプロポリスとの相乗効果が期待できます。
またプロポリス原液を直接傷口に塗布すると刺激が強いため、プロポリス軟膏もしくは肌に塗れるプロポリスペーストを使用すると良いでしょう。

まとめ

プロポリスは天然成分で出来ているため、副作用が無くヒトの肌にも馴染みやすいという点が魅力です。
傷口の殺菌に加え治癒力を促進してくれるので、傷跡を残さずに迅速に治すことができます。
また傷薬として使用するだけでなく、食品として摂取することで血行を促し、新陳代謝をアップさせて傷の治癒を早める効果が期待できます。
プロポリスは体の外側だけでなく内側からも、傷の治療に効果があるといえるでしょう。

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